生態などを簡単に解説します
*この解説は運営者の主観を含みます。
- かわいい!
- 節足動物
- エビ、カニと近い
- 体を丸められる
- 足は7対14本
- 落ち葉、動物の死骸も食べる
日本の住宅や公演のまわりでよく見かけるのは、オカダンゴムシという種類です。正確には、ワラジムシ目>オカダンゴムシ科>オカダンゴムシ属>オカダンゴムシ といった分類になっています。他にも、コシビロダンゴムシ科やハマダンゴムシ科などの仲間がいます。
ふだんの会話などで「ダンゴムシ」と言うときは、オカダンゴムシを指していることが多いです。Wikipediaの「オカダンゴムシ」のページによると、かれらは昔外国からやってきて日本に定着したらしいです。でも今ではすっかり身近に溶け込んでいますね。
一方でワラジムシは、体を丸めることはありません。以前見かけた時は50センチ以上離れたところからでも「あっこれはワラジムシ!」とわかったので、意外と見た目も違っているように感じます。
漢字で書くと「団子虫」となり、英語では「pill bug」や「roll-poly」などと呼ばれています。pillは丸い薬、錠剤のことで、roly-polyには「ずんぐりした」、「小さくてまるまるした」といった意味があります。
いずれも、丸くなる特徴から発想した名前になっているようです。この習性はやはりダンゴムシが彼らたるゆえん……チャームポイントなのでしょうか。名付け親たちの中にも、ダンゴムシの姿や習性を愛らしく感じた人々がいたんだろうか……。そう思いを馳せてしまいます。
しかし、ダンゴムシが体を丸めるのは危険に対する防衛反応なので、むやみに刺激すると傷つけてしまうかも。
体も小さく繊細なので、触る時はやさしくすると良いでしょう。
かわいさに目がくらむあまりダンゴムシへの配慮をおろそかにしないよう、気をつけたいところです。